落書きまとめ - 7/11

*抜髄後の痛みに苦しむ小宮山くん

「……っう、ふ、んく」
 ベッドの上で毛布にくるまり、声を押し殺す。治療したはずの左下はズクズク痛んで治療前や治療中の痛みにも匹敵するくらいだった。痛みが出るかもとは言われていたけど、ここまでだなんて知らない。鎮痛剤を飲んだけどまだ効き始めない。これって普通なのかな。もしかして治ってない? どうしよう、もう一回治療しないといけなかったら……。治療中の痛みと嫌な感触を思い出して涙がつうっと流れる。手足から力が抜けていく感じがして、ますます強く毛布を握りしめて体を丸めた。
「はるた、せんせ……」
 どうしてこんなときにあの人の名前を呼んでしまったのかわからない。もしかしたら今痛いのはあの人が下手なせいかもしれないのに。でも、不安でいっぱいだった俺を元気づけようとしてくれた声や温かい手を思い出すとなんだか無性にここにいてほしい気がした。